練習メニュー・計画

100切りまでのロードマップ:シミュレーターで3か月の練習計画

初心者〜中級練習時間 3か月(週1〜2回・1回55分)更新 2026-10-19
夜のインドアゴルフで練習するゴルファー
画像はイメージです(AI で生成)
目次
  1. この記事の結論
  2. 99というスコアを分解する
  3. 1か月目:当てる(7番アイアンとドライバー)
  4. 2か月目:自分の距離表を作る
  5. 3か月目:コースで使う
  6. パットとアプローチは毎回5分
  7. 1回55分の配分(月ごと)
  8. よくある失敗
  9. よくある質問

この記事の結論

100切りに近づく一番の方法は、ナイスショットを増やすことではなく、大きなミスと罰打を減らすことです。3か月で組むなら、1か月目は7番アイアンとドライバーで「当てる」、2か月目は番手ごとのキャリー表を作る、3か月目は GSPro でボギーを積み重ねる回り方を練習する、という順番をおすすめします。100切りの練習計画は「当てる→距離を知る→コースで使う」の順に、週ごとの合格ラインを数字で決めて進めるのが近道です。 週1〜2回、1回55分前後の練習を想定しています。

99というスコアを分解する

パー72のコースで99は、27オーバーです。数字にすると、必要なことがはっきりします。

  • 9ホールをボギー、9ホールをダブルボギーで回ると、ちょうど99
  • パーはひとつも要らない。避けたいのは、トリプルボギー以上と、OB・池などの罰打
  • パー4なら「3打でグリーンの近く、残りを3打」で上がれれば、ダブルボギーに収まる

ここから逆算すると、練習の優先順位は次の3つです。

優先できるようにすること計測で見る数字
1チョロ・大きなダフリ・空振りを減らすSmash Factor(ミート率)、Ball Speed(ボール初速)
2番手ごとに「何ヤード飛ぶか」を知るCarry(キャリー)の平均と幅
3OB にならない方向へ打つFace to Path(フェース・トゥ・パス)、打ち出し方向

各週の合格ラインは、決まった番手で「ウォームアップ後の10球」を測って判定します。条件を揃えないと、良くなったのか、たまたまなのかが分かりません(上達が見える練習ノートの付け方)。

1か月目:当てる(7番アイアンとドライバー)

1か月目は、芯の近くで当てることだけを考えます。中心は7番アイアンで、ドライバーは毎回少しだけ打ちます(最初に練習するクラブは7番アイアン)。7番アイアンのミート率は 1.30〜1.38 程度が目安ですが、最初から届かなくて大丈夫です。下の表は、そこへ段階を踏んで近づくための合格ラインです。

週テーマ合格ライン(ウォームアップ後の10球)
1週目7番のハーフスイング(腰から腰)ミート率の平均 1.20 以上、チョロ・空振り 0球
2週目7番の4分の3スイングミート率の平均 1.25 以上
3週目7番のフルスイングミート率の平均 1.28 以上、キャリーの最大と最小の差が30ヤード以内
4週目ドライバーを加えるドライバーのミート率の平均 1.35 以上、10球中7球が画面上でフェアウェイ幅(例:左右30ヤード)に残る

AIトレーナーがある打席なら、この時期はアドレスの局面だけを見ます。赤の項目が複数出ても、直すのは1回の練習で1つです(AIトレーナーの使い方入門)。

合格ラインに届かない週は、次へ進まずに同じテーマをもう1週続けます。2週続けても届かなければ、合格ラインを 0.02 下げて先へ進んでかまいません。1つの週に止まりすぎるほうが、計画全体が崩れます。

2か月目:自分の距離表を作る

2か月目のテーマは、番手ごとのキャリーを知ることです。コースで番手を選ぶときに使うのは、トータルではなくキャリーです(キャリーとトータルの違い)。距離表はベストショットではなく、10球の平均で作ります。

週テーマ合格ライン
5週目PW・9番・8番・7番を各10球各番手のキャリーの幅(最大−最小)が25ヤード以内
6週目6番より長い番手、UT、FW を各10球隣り合う番手の平均キャリーが5ヤード以上離れている
7週目50〜100ヤードの打ち分けウェッジ2本×振り幅3段階の距離表ができ、狙った距離の±10ヤードに10球中6球
8週目表の確かめ直し5〜6週目に作った平均と比べ、ずれが各番手5ヤード以内

作り方の手順は自分だけの番手別キャリー表の作り方と50〜100ヤードのアプローチにまとめています。なお、AIトレーナーが解析するのはピッチングウェッジまでです。AW・SW のスイングは、計測器の数字(キャリーと打ち出し角)だけで確かめます。

3か月目:コースで使う

3か月目は、作った距離表を使って GSPro で回ります。LOCAL MATCH で9ホール、マリガンは使わず、OKパット(GIMME)は短めに設定します(OKパットの設定でスコアはどう変わる?)。考え方は100切りは「全ホールボギー」で達成できるのとおりで、パー4は3打でグリーン周りを目指します。

週テーマ合格ライン(9ホール)
9週目本番と同じルーティンで回るトリプルボギー以上が2回以下
10週目ティーショットの番手を選ぶ罰打(OB・池)が1回以下
11週目100ヤード以内を3打で上がる100ヤード以内から4打以上かかったホールが2つ以下
12週目通しの仕上げ9ホールで49以下を2回続ける

49は、99の半分に近い数字です。ただし、シミュレーターの打席は平らで、芝の抵抗や風の体感、長いパットの再現には限界があります。室内で49が出ても本番で同じとは限らないので、3か月目のどこかで一度コースに出て、差を確かめるのが理想です(シミュレーターと屋外の違い)。

パットとアプローチは毎回5分

100切りでは、4パットや、寄せたつもりの球がグリーンの反対側まで行くミスが、大きな打数のロスになります。ショットの計画とは別に、毎回の練習の最後の5分をパットか30ヤード以内に使います。

月5分でやること合格ライン
1か月目1メートルのパット10球中8球が入る
2か月目1.5メートルのパットと、20ヤードのアプローチパットは10球中7球、アプローチは10球中6球がキャリーで狙いの±3ヤード
3か月目GSPro のラウンドの中のパット9ホールで3パットが2回以下

シミュレーターのパットは実際にボールを転がしますが、長い距離のグリーンの再現には限界があります。室内では短い距離とストロークのテンポを練習し、長い距離感はコースの練習グリーンで補ってください(シミュレーターのパター練習でできること・できないこと、1.5メートルを外さないためのルーティン)。

1回55分の配分(月ごと)

時間1か月目2か月目3か月目
0〜10分ウォームアップ 15球(PW→7番)ウォームアップ 15球ウォームアップ 15球
10〜35分7番の課題練習 30球番手別の10球計測 30球10〜20分は苦手な番手 10球、20分から GSPro で9ホール
35〜48分ドライバー 12球ウェッジの振り幅 15球9ホールの続き
48〜53分パットパットと20ヤード9ホールの続き(パットはラウンドの中で)
53〜55分記録記録記録
見る数字ミート率キャリーの幅罰打とトリプル以上の数

9ホールが時間内に終わらなければ、残りのホールは次の回に回します。急いで打つと本番の練習にならないので、ルーティンは削らないでください。

よくある失敗

  • 1か月目からドライバーばかり打ち、7番の合格ラインが動かない
  • 毎回ちがう番手・ちがう球数で測るので、先週と比べられない
  • ベストショットの数字を自分の実力だと思い、距離表に入れてしまう
  • ショットの合格ラインばかり追い、パットの5分を毎回省く
  • 室内のスコアが良くなったことで、傾斜やラフへの準備を省く(傾斜地のショット)

よくある質問

Q. 3か月で本当に100を切れますか?

約束はできません。始める時点の腕前、練習の回数、コースに出る回数で大きく変わるからです。この計画で分かるのは、「何をどの順番で練習するか」と「今どこまで来ているか」です。合格ラインが進まない週があっても、それは計画の失敗ではなく、今の自分の位置が数字で分かったということです。

Q. 週1回しか通えません。

1つの「週」を2週間に延ばし、6か月の計画として使ってください。週1回なら、1回の中で課題練習と実戦を両方少しずつやるのがおすすめです(週1回・週2回・週3回の練習の組み立て方)。

Q. コースに出ずに、室内だけで100切りを目指せますか?

ショットとコースの考え方の大部分は室内で練習できますが、傾斜からのショット、芝の上のアプローチ、長いパットは本物のコースでしか身につかない部分があります。月に1回程度はコースに出て、ラウンド後のスコアカードから次の練習を決めると、室内の練習がそのままスコアにつながります(ラウンド後の振り返り)。

この練習に必要な環境

この記事のとおりに練習するには、次の環境が必要です。

  • ボールとクラブの両方を測る計測器初速・打ち出し角・スピンに加えて、フェースの向き・軌道・入射角まで測れること(例:UNEEKOR EYE XO2)
  • スイングを撮る高速カメラと AI 解析正面と後方からスイングを撮り、局面ごとの崩れを自動で示せること(例:UNEEKOR の AIトレーナー)
  • コースを再現するシミュレーションソフト本番と同じ流れでラウンドし、狙いと番手選びを練習できること(例:GSPro)
  • 決まった時間に通える予約の仕組み練習は続けてこそ。空き状況を見て予約し、無人でも入室できる仕組みがあると通いやすくなります
  • 人目を気にせず集中できる貸切の打席1球ごとに数字を確かめ、試し、記録するには、自分のペースで使える空間が要ります
練習したい方

この練習ができる場所

運営元の施設 Golph.club Suminoe北加賀屋駅 徒歩6分・Uneekor EYE XO2・AIトレーナー・GSPro

ヒャクギリの運営会社(株式会社田中大介)が運営している施設です。

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この記事は ヒャクギリ編集部(株式会社田中大介)が、Golph.club Suminoe の設備(UNEEKOR EYE XO2・AIトレーナー・GSPro)での練習を前提にまとめました。Golph.club Suminoe は株式会社田中大介が運営している施設です。数値の目安には個人差があります。痛みがあるときは練習を中止し、専門家に相談してください。